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スウェーデン・エネルギー庁、3社のbio-CCS事業に計93億クローナの支援を決定。3社で575万トンのCO2を貯留へ

スウェーデン・エネルギー庁は10月16日、bio-CCSの国の支援制度で2回目の逆オークションを終え、Renova、SYSAV、Öresundskraftの3社に計93億クローナの支援を決めたと発表した。3社は支援期間中に計575万トンの生物由来のCO2を貯留する計画だ。bio-CCSは、森林資源などのバイオマスに由来するCO2を工場やエネルギー施設などで回収して運び、地層に恒久的に貯留する方法で、ネガティブエミッションを生みうる。

支援は、CO2の1トン当たりの支援額が最も低い水準でネガティブエミッションを提供することを応募者が競う逆オークションで配分した。2回目の公募は8月13日に締め切られ、応募は3社だった。3社の事業は公募の要件をすべて満たし、回収・輸送・地層への貯留の計画が実現できると評価された。

各社が回収・貯留を計画する量は、Renovaが89万トン、Öresundskraftが126万トン、SYSAVが360万トン。3社は支援の決定から4年以内に地層への貯留を始める必要がある。支援金は貯留が始まってから支援期間中に順次支払われ、設備投資と運転の費用のどちらにも使える。同庁の発表は、社別の支援額を示していない。

SYSAVは10月16日、自社への支援が63億クローナだと発表した。同社への支援はマルメの廃棄物発電施設でCO2を回収する事業「SkyZero」に向けたもので、15年間の回収・輸送・恒久的な貯留が対象となり、地層への貯留の検証に連動して支払われる。同社は、将来の投資判断に向けて、資金調達や供給業者との契約などの準備を続ける。

国の予算は2046年までに307億クローナで、2025年1月の1回目ではStockholm Exergiに200億クローナの支援が決まった。2回の公募で約293億クローナを配分した。同庁のカール・ミカエル・ストラウス部門長は、市場はまだ初期の段階にあるが、2回目への関心は国内でbio-CCSを進めたい企業がいることを示すと述べた。

【プレスリリース】スウェーデン・エネルギー庁「Energimyndigheten beviljar 9,3 miljarder kronor i bio-CCS-stöd för att lagra 5,75 miljoner ton koldioxid」
【参照サイト】Sysav「Sysav awarded SEK 6.3 billion in funding for carbon capture project」

画像:Editorial credit: Shaggyphoto / Shutterstock.com

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。