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ISO、カーボンニュートラルの国際規格を改訂しISO 14068:2026を発行。2023年版は廃止
国際標準化機構(ISO)は2026年9月11日、カーボンニュートラルの達成と実証のための原則、要求事項、指針を定める国際規格ISO 14068:2026(Climate change management — Carbon neutrality)を発行した。2023年11月30日発行のISO 14068-1:2023を改訂した版で、旧規格は新規格と同じ日付で廃止となった。
新規格は、組織と製品について、カーボンフットプリントを算定し、削減し、オフセットする方法をそろえる。製品には、商品やサービスのほか、建物やイベントも含まれる。取り組みには順位があり、バリューチェーン内での直接・間接の温室効果ガス排出の削減と除去の強化を、オフセットより先に行うことを求める。オフセットの役割は、削減と除去強化を行ったあとになお残るカーボンフットプリントの埋め合わせに限られ、それらの取り組みの代わりにはならない。規格は、カーボンニュートラルの約束(コミットメント)と主張(クレーム)についての要求事項も含む。
ISOによると、組織ごとに定義や方法、優先順位がばらばらだと、カーボンニュートラルの主張は評価が難しくなりうる。一貫した方法は、カーボンフットプリントを減らす行動と、主にオフセットに頼るやり方とを見分ける助けになる。同機構は、規格が継続的な改善をカーボンニュートラルの中心に置き、削減と除去強化を優先することで、カーボンフットプリントと、それに伴うオフセットへの依存が時間とともに減っていく道筋を、組織が描く助けになると説明する。
規格のページのよくある質問では、カーボンニュートラルとネットゼロ排出は関連する概念だが、世界全体より小さい単位では使われ方が異なると答える。ネットゼロ排出に関しては、新規格は要求事項も推奨事項も設けていない。
新旧の規格のページによると、ISOは2026年5月8日に旧規格を改訂すると決め、最終国際規格案(FDIS)の投票を6月11日に始めて8月7日に締め切った。担当は旧規格と同じISO/TC 207/SC 7。旧規格のページも、バリューチェーン内の削減と除去強化をオフセットより優先する方法を説明していた。
【発表資料】ISO「ISO 14068:2026 – Climate change management — Carbon neutrality」
【参照サイト】ISO「ISO 14068-1:2023 – Climate change management — Part 1: Carbon neutrality」
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














