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グローバル・エレクトロニクス・アソシエーション、電子機器の製品カーボンフットプリントのデータ収集・報告規格を公表

グローバル・エレクトロニクス・アソシエーションは10月8日、電子機器製造のサプライチェーンでCO2換算の排出データを集め、報告するための国際規格「IPC-1783-CO2E」を公表した。規格は、製品カーボンフットプリントの算定に使う排出データの集め方と報告の仕方について、電子機器業界に特化した手引きを示す。同団体は、業界全体で製品カーボンフットプリントのデータの一貫性や信頼性、比較可能性を高めることを規格のねらいに挙げる。

発表によると、顧客や規制当局、サプライチェーンの取引先が、製品単位の排出量の情報を求めることが増えている。一方で、排出データは測定・推計から収集・報告までの仕方が組織ごとに違う場合があり、その違いで算定結果の比較や検証、意思決定への活用が難しくなることがある。

同団体によると、規格は排出データの測定から報告までの方法をより標準化し、多層で複雑な電子機器のサプライチェーン全体で、より一貫したデータの扱いを支える。活動や工程のモデルで製品単位の算定の組み立てを助け、選んだ算定方法とそれに伴うデータ品質の指標を用いることで、より一貫した報告を支える。手引きは、GHGプロトコルとISOの原則に沿う。

規格づくりの作業部会で議長を務めるbanyan.ecoのフランシス・デスーザCEOは、業界共通の方法がなければ、企業は異なる前提や方法論で作られたデータのすり合わせに、かなりの時間を割くことになりかねないと述べた。

同団体は、電子機器メーカーや基板メーカー、受託製造会社などを対象とする業界団体で、2025年にIPCから名称を変えた。規格は、サステナビリティや環境法令の順守、調達などの担当者の利用を想定しており、同団体のオンラインストアで入手できる。

【プレスリリース】Global Electronics Association「Global Electronics Association Releases IPC-1783-CO2E Standard for Product Carbon Footprint Data」
【参照サイト】Global Electronics Association「Global Electronics Association History」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。