ニュース / 人権・サプライチェーン

人権・サプライチェーン国際

ソーラー・スチュワードシップ・イニシアチブとグローバル・バッテリー・アライアンスが覚書締結。トレーサビリティなどで協力へ

太陽光発電のサプライチェーンの持続可能性を評価する制度を担うソーラー・スチュワードシップ・イニシアチブ(SSI)と、持続可能な電池のバリューチェーンづくりを後押しする官民協働の場、グローバル・バッテリー・アライアンス(GBA)は9月22日、覚書を結んだと発表した。両者は、太陽光と蓄電の責任あるサプライチェーンを共に強めることを目指す。覚書は、持続可能性の保証とトレーサビリティ、関係者の参画と能力構築の4つの分野で協力する枠組みを定めた。

具体的には、両者は共通の手引きや学習資料、ウェビナーやワークショップなど関係者向けの共同の活動、関連する作業部会やフォーラムの間の交流に取り組む。責任ある調達、トレーサビリティ、サステナビリティ報告を対象にした試行事業も検討する。発表によると、覚書は再生可能エネルギーのバリューチェーン全体での取り組みの整合や知見の交換も支える。

SSIは、SolarPower EuropeとSolar Energy UKが2021年3月に立ち上げた。独立した審査機関がSSIの基準を使い、太陽光のバリューチェーンにかかわる企業が持続可能性とESGの要件を満たすかを評価する。

GBAは2017年に世界経済フォーラムのもとで始まり、2022年にベルギーで独立した非営利団体になった。企業やNGO、複数の政府など、140を超える組織が参加する。電池市場を持続可能で透明にするため、世界共通の基準やデータをつくる「バッテリーパスポート」の取り組みも進めている。

次の段階として、SSIとGBA、グローバル・ソーラー・カウンシルは10月21日に、太陽光と蓄電向けのバッテリーパスポートをテーマにした共同のウェビナーを開く。

【プレスリリース】ソーラー・スチュワードシップ・イニシアチブ「The Solar Stewardship Initiative and Global Battery Alliance sign partnership to advance responsible energy supply chains」
【参照サイト】ソーラー・スチュワードシップ・イニシアチブ「About SSI」
【参照サイト】グローバル・バッテリー・アライアンス「The GBA」

この記事をシェア

この記事を書いた人

Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。