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ナトリウムイオン蓄電システムの米ピーク・エナジー、ゼネラルモーターズ・ベンチャーズ主導で1億800万ドルを調達
送電網向けにナトリウムイオン電池の蓄電システムを開発する米国のピーク・エナジーは10月21日、ゼネラルモーターズ・ベンチャーズが主導したシリーズBのラウンドを完了し、1億800万ドルを調達したと発表した。ラウンドには募集を上回る応募があった。同社は今回の資金で、米国内での製造の拡大、10億ドルを超える既存の受注への対応、データセンター市場への製品の投入を進める態勢を整える。
ほかにMaverick SiliconやLG Technology Venturesなどがラウンドに参加した。ピーク・エナジーは、データセンター市場では電力の確保が成長の最大の制約になっていると説明する。
ピーク・エナジーは6月、ゼネラルモーターズ(GM)と、蓄電向けの次世代ナトリウムイオン電池セルを共同で開発する提携を発表した。この提携には、ゼネラルモーターズ・ベンチャーズの戦略的な出資が伴っていた。提携では、GMがミシガン州の電池研究施設でセルを開発して独占的な製造権を持ち、ピーク・エナジーはそのセルを自社の蓄電システムに組み込む。ピーク・エナジーは7月、カリフォルニア州サクラメントに4GWhの工場を建てると公表しており、2027年第1四半期に生産を始める予定だ。
同社によると、システムは電力を多く使う冷却装置をなくした「パッシブ冷却」型で構造が簡単なため、従来の蓄電システムに比べて蓄電のコストを最大20%下げられる。水を使わないことや、電池火災の主な原因を取り除くことも利点に挙げる。
ゼネラルモーターズ・ベンチャーズのケビン・マッケイブ社長は、ピーク・エナジーの技術は米国内で調達する豊富な材料を使い、安全で費用対効果の高い蓄電の手段として大きな可能性を持つと考えて投資していると述べた。
【プレスリリース】Peak Energy「Peak Raises $108 Million in New Capital; Announces Oversubscribed Series B to Scale Next-Generation Energy Infrastructure」
【参照サイト】Peak Energy「Peak and GM Partner to Scale Next-Generation Energy Storage Technology」
画像:Editorial credit: Jonathan Weiss / Shutterstock.com
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














