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ガーナ・ゴールド・ボード、金の追跡システムで発注先の決定が間近。小規模採掘の正規化・融資支援を2027年1月に開始へ
ガーナで金の売買や輸出を独占的に担う公的機関ガーナ・ゴールド・ボード(GoldBod)は10月21日、導入を予定する金の追跡システムについて、発注先の決定が間近だと明らかにした。通信・デジタル技術・イノベーション相のサミュエル・ジョージ氏が同日にGoldBodを訪れた場で、サミー・ギャムフィ最高経営責任者が説明した。同省とその傘下の機関による技術面の審査と費用の助言を経た段階だという。
GoldBodは1月5日、ブロックチェーンを使う追跡システムを開発中で、買い取った金を1グラムごとに産出元の鉱山までさかのぼれるようにすると説明していた。当時は今年中の導入を予定し、小規模採掘の正規化とバリューチェーンの透明性の確保に向けた取り組みの一環と位置づけた。GoldBodは同じ発表で、違法採掘の金を買っているとの野党の主張を否定し、採掘者から直接は金を買わず、違法な出どころの金の取得を禁じる条件を課した免許制の集荷業者から買い取っていると説明した。
GoldBodによると、1月1日から10月20日までに集荷・輸出した小規模採掘の金は85.4トン、116億ドル相当だ。
ギャムフィ氏は、小規模採掘の正規化と融資を支援するプログラムを2027年1月に始める計画も示した。対象は免許を持つ小規模採掘者や登録された採掘協同組合、正規化を望む人などで、融資を受けるには書類を整え、必要な許可を取り、責任ある採掘の研修を受ける必要がある。同氏によると、GoldBodは、支援対象者に提供する機材や資源が環境の劣化につながらず目的どおりに使われるよう、監視の技術について通信・デジタル技術・イノベーション省と協議する。
ギャムフィ氏は「トレーサビリティは、正規化のプログラムと結び付かなければ意味がない」と述べ、デジタルでの金の追跡を採掘現場での責任ある採掘とつなぐ必要性を強調した。
【プレスリリース】ガーナ・ゴールド・ボード「Sam George Commends GoldBod as ‘Gold Standard’ for Digital Compliance」
【参照サイト】ガーナ・ゴールド・ボード「GoldBod Reaffirms Commitment to Responsible Gold Sourcing, Rejects “Galamsey” Allegations」
【参照サイト】ガーナ・ゴールド・ボード「GoldBod Exports 85.4 Tonnes of Small-Scale Gold Worth US$11.6 Billion in 2026」
画像:Editorial credit: Delali Adogla-Bessa / Shutterstock.com
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。












