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稲作のメタン排出対策を手がけるフランスのCarbonFarm、シリーズAで700万ユーロを調達
稲作の脱炭素を専門とするフランスのCarbonFarmは10月13日、シリーズAで700万ユーロの調達を終えたと発表した。ラウンドには募集額を上回る応募があり、Colam Impactが主導した。Suma CapitalやBPI France、開発金融機関のProparcoなどが加わり、既存投資家のSerenaやmakesense、Techmindも改めて支援した。
資金は、稲作のプロジェクトの開発と資金調達、成果の測定を世界で進める技術と知見を広げることに充てる。アジア、アフリカ、欧州での足場を固めながら、中南米への展開を速める。前回の資金調達のあと、同社の事業は19か国に広がった。現在はMars FoodやDiageoといった食品・農業の企業や、世界銀行、アジア開発銀行などの開発機関と組んでいる。
同社の説明では、手がけるのはメタンの排出と水の使用を減らす稲作のプロジェクトだ。稲作は主に小規模農家が担い、1区画は約1ヘクタールのことが多いという。組む相手は、農家と関係を築いてきた生産者や協同組合、NGOなどで、同社はプロジェクト開発の知見と、気候資金や炭素クレジットの買い手とのつながりで相手の力を補う。衛星画像のAI解析と現地のデータ収集、温室効果ガスの推計モデルを組み合わせ、圃場ごとに農法を追って排出量を算定する仕組みで、炭素クレジットと、企業のサプライチェーンに関する主張の裏付けを強めると説明する。プロジェクトの設計と資金調達から、認証の取得、買い手探しまでを支援する。
同社によると、水田に水を張り続けずに定期的に水を落とすといった水管理の改善で、収量を保ったまま排出と水の使用を減らせる。同社の共同創業者で最高技術責任者は、炭素クレジットの裏付けでも企業のスコープ3の主張でも炭素会計が一段と厳格になりつつあり、圃場単位の独立した証拠が求められるようになっていると述べた。
【プレスリリース】CarbonFarm「CarbonFarm raises €7 million Series A to scale high-integrity rice decarbonisation worldwide」
【参照サイト】CarbonFarm「Legal Information」
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














