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独Rabot Energy、5,000万ドル調達。顧客100万件へ、家庭用蓄電池を束ねる仮想発電所づくりを柱の一つに
ドイツでダイナミック料金の電気を販売するRabot Energyは10月15日、シリーズBで5,000万ドルを調達したと発表した。欧州のテック企業に成長資金を投じるEndeitが新たに主導投資家となり、DeepTech & Climate Fondsも加わった。既存の投資家からは、HV Capital、High-Tech Gründerfonds、Bosch Venturesなどが参加した。
同社は調達した資金で、ドイツの家庭と法人の顧客に向けたサービスの拡大と技術基盤の開発を速め、家庭用蓄電池からEVの充電設備、ヒートポンプまで、つなぐ機器を増やす。次の成長段階では顧客100万件を目指す。
同社によると、成長の中核の一つは家庭の蓄電池をつなぐ仕組みで、束ねた蓄電池は仮想発電所(VPP)として電力系統の柔軟性を高めるのに役立ちうる。蓄電池は再エネの電気が余るときに充電し、足りなくなると放電する。こうして時間をずらした分だけ、需要のピークにガス火力発電所でまかなう電力は要らなくなり、再エネの出力抑制も減るという。
同社は6月、ダイナミック料金とスマートメーター、家庭のコンセントにつなぐ蓄電池を組み合わせた「Rabot Flow」の提供を始めた。屋根の太陽光発電設備は要らず、賃貸住宅でも使える。
発表によると、同社は3年半で約1万5,000件の法人顧客を含む20万件超の顧客を得て、売上高を2億ユーロに伸ばした。
CEOのヤン・ラーベは「次の世代の発電所は建設するのではなく、つなぎ合わせるものだ」と述べた。主導したEndeitのパートナー、サラ・レスヴィクは、ドイツのエネルギー転換について、柔軟性が再エネの拡大と同じくらい重要になる段階に来ているとの見方を示した。
【プレスリリース】Rabot Energy「Rabot Energy erhält 50 Mio.: Aus Millionen Haushalten wird ein virtuelles Kraftwerk」
【参照サイト】Rabot Energy「Rabot Energy raises $50m: Turning millions of households into a virtual power plant(PDF)」
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














