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Goodman、独ノイ・イーゼンブルク市などと補足合意に署名。計画中のデータセンターから最大50MWの熱を地域熱供給網へ

物流施設やデータセンターを保有・開発・運営し、オーストラリア証券取引所に上場するGoodmanは2026年10月5日、ドイツのノイ・イーゼンブルクで計画するデータセンター「FRA02」から、最大50MWの熱を地域に供給する取り組みを進めると発表した。Goodmanとノイ・イーゼンブルク市、地元の公益事業者シュタットベルケ・ノイ・イーゼンブルク(Stadtwerke Neu-Isenburg、SWNI)の3者が、4年の協力を経て、2024年の都市開発契約の補足合意に署名した。

FRA02が稼働すると、最大50MWの熱を回収し、SWNIが建設・運営する市の地域熱供給網に送る。熱は、南部工業団地(Gewerbegebiet Süd)、住宅地のノイエ・ヴェルト(Neue Welt)、公共プールのヴァルトシュヴィムバート(Waldschwimmbad)に供給され、住宅、事業所、公共施設の計600棟にとって地元の熱源になる。発表によると、この熱の供給は市の脱炭素戦略を支える。

今回の補足合意は、GoodmanとSWNIが今後結ぶインフラ契約と、FRA02の開発を拡張する可能性の基礎になる。熱の受け渡しの詳細は、このインフラ契約で定める。Goodmanは、SWNIが計画する熱供給プラントの用地を確保したほか、データセンターを熱供給網につなぐためにFRA02の敷地で必要な技術設備にも投資する。熱供給プラントは2028年に着工する。

FRA02は、フランクフルトの南にある独紙フランクフルター・ルントシャウの旧印刷工場の跡地を再開発するデータセンターで、IT電力は54MW。建築と環境の許可は下りており、高圧変電所の工事は2026年の完成に向けて予定どおり進んでいる。Goodmanが公開しているFRA02の紹介ページによると、利用開始は2028年第4四半期の予定。

ノイ・イーゼンブルクのDirk Gene Hagelstein市長は「熱供給の脱炭素化は、ノイ・イーゼンブルクにとって重要な優先課題」と述べた。

【プレスリリース】Goodman「Goodman, City of Neu-Isenburg and Stadtwerke Neu-Isenburg advance the supply of up to 50 MW of heat supply from Goodman’s FRA02 data centre to the Neu-Isenburg community」
【参照サイト】Goodman「FRA02」

画像:Editorial credit: ArDanMe / Shutterstock.com

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。