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ISOとUNDP、SDGsを組織の戦略やガバナンスに組み込む規格「ISO/UNDP 53001」を公開

国際標準化機構(ISO)と国連開発計画(UNDP)は2026年9月28日、持続可能な開発目標(SDGs)のマネジメントシステム規格「ISO/UNDP 53001」を公開した。組織が体系立ったマネジメントシステムを通じ、SDGsを戦略やガバナンス、事業運営に組み込む助けとなる規格で、UNDPの発表は、SDGsへの貢献の管理を扱う国際規格として世界初と位置づける。公開の場は、AFNORがパリで9月28日から10月2日まで開いたISO年次総会(ISO Annual Meeting)だった。

規格は、市民社会や教育機関、政府、企業などの組織を対象とし、それぞれの状況や利害関係者に照らして関連の深いSDGsに絞って取り組める。UNDPの発表によると、規格を使うと、優先事項の特定、目標の設定と既存プロセスへの組み込み、成果の経時的な測定が可能になる。要求事項に基づくマネジメントシステム規格として、組織の取り組みが定められた要求事項を満たすことを示すための一貫した基盤にもなる。

UNDPは規格の開発にあたり、国際規格の開発パートナーとしてISOを選んだ。規格の技術委員会はDanish Standardsが主導した。同機関の最高経営責任者、Jens Heiedeは、幅広い分野と視点の間で合意を築くために、国際的な協力が必要だったと述べた。

発表によると、規格は組織が進捗を測り、説明責任を示し、パフォーマンスを高める助けになる。世界のISO加盟機関に採用される可能性があり、組織や政府、政策立案者の世界的な参照基準になりうる。規格は2030年以降も使えるように設計され、ISOによる定期的な見直しが規格の有効性を保つ助けとなり、現行のSDGsに加え将来の世界目標にも対応しうる。ISOとUNDPは今後、導入の支援をパートナーと共に進める方針で、業種別のガイダンスもその支援に含まれる。

ISOのSergio Mujica事務総長は、SDGsが10年にわたって世界に共通のビジョンを示してきたと述べ、「組織はいま、そのビジョンを行動に移す具体的な方法を探している」と語った。

【プレスリリース】UNDP「ISO and UNDP launch world’s first International Standard to advance action on the Sustainable Development Goals」

画像:Editorial credit: nitpicker / Shutterstock.com

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。