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Tensor Energy、福岡・飯塚のメガソーラー併設蓄電池でAI自動運用を開始

Tensor Energyは2026年10月1日、福岡県飯塚市の福岡・飯塚第一メガソーラー発電所の併設蓄電池システムで、同社の統合運用プラットフォーム「Tensor Cloud」を使ったAI自動制御の運用を始めたと発表した。蓄電池は同日に運転を始め、出力は1,500kW、容量は約6,000kWh。発電所の売電方式は、蓄電池の稼働に合わせてFIT制度からFIP制度へ切り替わった。

発電所(太陽光出力1,990kW)は、東京センチュリーのグループ会社の京セラTCLソーラー合同会社が運営・管理する。東京センチュリーの同日の発表によると、蓄電池はGSユアサ製で、発電所を施工したテス・エンジニアリングが設置工事を手がけた。東京センチュリーグループがFIP併設蓄電池を稼働させるのは、2024年6月に運転を始めた熊本・荒尾メガソーラー発電所に次いで2件目で、どちらもTensor Cloudで運用する。

Tensor Cloudでは、太陽光の発電量に加え、卸電力市場(JEPX)と需給調整市場を含む複数市場の価格をAIが予測する。その結果をもとに各市場への入札と充放電の計画をリアルタイムで最適化し、蓄電池に制御の指令を出すところまでを自動で行う。設備の異常を自動で見つけ、計画値と実績値がずれる場合の計画変更と、送配電への申請の提出も自動化している。Tensor Energyによると、専任のオペレーターやトレーダーによる取引判断と監視が必要とされてきた運用を、人手なしで24時間365日続ける。

同社は、こうした自動化により、離れた場所にある複数の発電所と蓄電池を少人数で一元的に監視・運用できるようになる点を利点に挙げる。太陽光に併設する蓄電池については、発電量の予測誤差や設備の制約のもとで太陽光の出力と充放電をまとめて制御し、発電計画に合わせる必要があるため、単独で系統につなぐ系統用蓄電池より技術面のハードルが高いと説明する。東京センチュリーは、出力制御で使われずにいた再生可能エネルギー由来の電力をためて供給し、再生可能エネルギーの有効活用を図るとしている。

【プレスリリース】Tensor Energy「Tensor Energy、福岡・飯塚第一メガソーラー発電所の併設蓄電池において「Tensor Cloud」によるAI自動制御運用を開始」
【参照サイト】東京センチュリー「福岡・飯塚第一メガソーラー発電所における併設蓄電池の運転開始」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。