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米ベライゾン、全米でAI研修を無料で提供する取り組みに計7000万ドルを投資。うち5000万ドルは新規

米ベライゾンは9月23日、受講者の負担なしでAIのスキル研修を受けられる新たな取り組み「Verizon AI Skills for America」に、計7000万ドルを投資すると発表した。同社を離れる従業員のAIのリスキリングに向けてすでに拠出を決めている2000万ドルの基金「Reskilling and Career Transition Fund」に、新規の5000万ドルを合わせる。同社は2025年11月20日に1万3000人超の人員削減を始めると発表し、あわせてこの基金を設けたことを明らかにした。取り組みの対象は、求職者や教育者、中小企業などだ。

ベライゾンは、IBMやGoogle、OpenAIなどが手がけた研修の教材を集めたポータルサイトを整えており、参加者は費用を払わずに使える。

同社は、デジタルスキルの育成に取り組んできた経験から、教材を利用できるようにするだけでは足りないとみている。取り組みでは、地域で活動する非営利団体との連携を中心に据える。連携先には、Local Initiatives Support Corporation、National Association for Community College Entrepreneurship、Goodwill Industries Internationalなどが入る。これらの団体は、オンラインの講座を実務で使える技能と自信の向上につなげるのに必要な実地の指導、カリキュラムの助言、地域での支援を担うのに適していると同社は説明する。

取り組みは全米が対象で、中核となる包括的な支援サービスは一部の地域で提供する。ベライゾンは地域の協力団体や参加者から随時意見を集めて取り組みを改善し、働き手をめぐるニーズの変化に研修を合わせていく方針だ。同社は、AIへの備えの不足が米国の労働力と経済に影響しているとし、これを補うことを取り組みの目的に挙げる。

ベライゾンCEOのダン・シュルマンは、企業は互いに、また公共部門とも緊密に連携しながら、「技術に投資するのと同じ緊急性で、人に投資する責任がある」と述べた。

【プレスリリース】ベライゾン「Verizon announces $70m investment in nationwide AI upskilling initiative with “Verizon AI Skills for America”」
【参照サイト】ベライゾン「Building a stronger Verizon」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。