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米マッカーサー財団、インパクト投資の資金枠を50%増の7億5,000万ドルに拡大。2027年から実施

米シカゴに本部を置くジョン・D・アンド・キャサリン・T・マッカーサー財団は10月8日、インパクト投資に充てる配分を50%増やし、資金枠を7億5,000万ドルにすると発表した。配分の拡大は2027年に実施を始める。

財団は長年の方針に沿い、7億5,000万ドルの資金枠を今後数年かけて、財団のプログラムを支え、使命の実現を進め、世界のインパクト投資の分野づくりを続けるための投資に充てる。投資先から返済を受けた資金は、新たな投資に回す。

マッカーサー財団は1983年以降、世界の約300の組織の慈善目的や使命に関わる活動を支えるため、10億ドル近くのインパクト投資を約束してきた。財団によると、これらの組織は全体として、資金へのアクセスの拡大、経済的な機会と雇用の創出、手頃な価格の住宅やクリーンエネルギーへのニーズへの対応など、幅広い課題で成果を上げてきた。

財団は最近、助成と慈善の支出率を少なくとも6%に引き上げる「Set it at Six」の約束も、2028年まで延長した。基金の運用では、高いリスク調整後リターンと環境面の好影響の両方を生む可能性のあるサステナブル投資のポートフォリオを、引き続き広げているという。財団は、インパクト投資の配分の拡大、支出率の引き上げ、基金でのサステナブル投資の拡大の3つを合わせることで、資産と財団の使命・価値観との整合が強まると位置づける。

ジョン・パルフリー会長は、インパクト投資を、慈善の寄付や価値観に沿った基金の運用と並んで使命の実現を進める重要な手段だと述べた。インパクト投資担当マネージング・ディレクターのデブラ・シュワルツは、今後、あらゆる形の資本にわたって資産を投じる財団や一族など、増えつつある担い手との協働で、活動を広げ、より多くの投資を動員したいとの考えを示した。

【プレスリリース】MacArthur Foundation「Dedicating $750 Million to Impact Investments」
【参照サイト】MacArthur Foundation「About the John D. and Catherine T. MacArthur Foundation」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。