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三菱地所レジデンス、蒲田の賃貸マンション共用部に「さがみはら津久井産材」を採用。再造林・育林費も林業関係者に支払う
三菱地所レジデンスは10月19日、東京都大田区西蒲田で開発中の賃貸マンション「ザ・パークハビオ 蒲田レジデンス」の共用部に、神奈川県相模原市の林業関係者から指定して調達する「さがみはら津久井産材」を使うと発表した。木材の代金とは別に、伐採後に木を植え直す再造林と、その後の育林にかかる費用も林業関係者に支払う。同社が再造林・育林の費用まで含めて木材を買うのは、今回が初めてとなる。
木材は、エントランスホールとラウンジの天井と壁面のルーバーに使う。使用量は約2.2㎥の計画で、同社は木材による炭素固定量を約1.41t-CO₂と見込む。調達は相模原市の杉本林業、加工は同市の市川屋が担う。三菱地所グループのMEC Industryが造るCLT材の造作家具も取り入れる予定だ。
林業関係者に渡すのは、スギの苗木代、地ごしらえと植え付けの作業費、5年間の育林費で、苗木は約4,000本、約2ha分にあたる。金額は、1haに2,000本を植えて5年間育てるのに要る費用をもとに、使う木材の量に応じて決める。
同社によると、伐採後の再造林や育林に回る資金が国内では足りず、木材を使うだけでは森林の循環を保ちにくい。津久井産材は林業関係者を指定して買い、どの山で育ち、どう管理されてきたかを確かめられるようにする。今回の取り組みは、国産材の活用や木材のトレーサビリティの確保を掲げる同社の「木の守プロジェクト」の一つだ。同社はこれまでも秋田県大館市や埼玉県飯能市などの林業関係者と組んで国産材を使ってきた。
建物は鉄筋コンクリート造の地上14階建て、117戸で、竣工と入居開始は2028年8月下旬の予定だ。建設時の型枠には、地上部分で認証材を使う。
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。













