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ブラジル政府推計、アマゾンの森林破壊は3,335平方キロで前年比41.8%減。1988年の統計開始以来の最少

ブラジル政府は10月16日、国立宇宙研究所(INPE)の衛星監視の年次調査「PRODES」にもとづき、2025年8月から2026年7月までのアマゾンの森林破壊の面積が推計で3,335平方キロだったと発表した。前の期間の5,731平方キロから41.8%減り、統計が始まった1988年以来で最も少ない。これまでの最少は2012年の4,571平方キロだった。

アマゾンの値は推計値で、516枚の衛星画像のうち優先度の高い271枚から算出した。すべての画像を使う確定値は、来年の前半に公表される。比較の対象にした5,731平方キロは、INPEが確定させた2024年8月〜2025年7月の値だ。

セラードでは、森林に加えてサバンナや草原を含む在来植生の除去が5,516.69平方キロとなった。前の期間の7,235.27平方キロから23.8%減り、2001年に始まったセラードの統計で最少となった。こちらは全域を調べた確定値になる。マラニョンやトカンチンスなど、マトピバと呼ばれる4州で全体の74.3%を占めた。

PRODESの値には、許可を得た除去と許可のない除去の両方が含まれる。アマゾンの集計は法定アマゾンと呼ばれる9州が対象でセラードの一部も含むため、アマゾンとセラードの値はそのままでは足し合わせられない。政府の説明によると、今年10月の火災は対象期間に入っていない。

政府は、アマゾンとセラードそれぞれの森林破壊の防止・抑制の行動計画を2023年に再開し、そのもとで衛星監視、取り締まり、持続可能な生産活動の支援などを組み合わせて対策を進めている。同じ日には、植生を監視する新たな仕組み「SIM-Biomas」に、アマゾン基金を運営するブラジル国立経済社会開発銀行が1億4,760万レアルの返済不要の支援を承認したことも公表した。取り締まりのための警報をほぼ即時に出すシステム「DETER」とPRODESをAIで統合し、PRODESのデータを年間を通して出せるようにする計画だ。

【プレスリリース】ブラジル環境・気候変動省「Brasil alcança menores taxas de desmatamento da série histórica na Amazônia e no Cerrado」
【参照サイト】INPE「Amazônia Taxas de desmatamento Prodes 2026」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。