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国連大学、AIで違法な道路をとらえアマゾンで森林減少が起きうる場所を予測するブラジルの取り組みをインタビュー動画で紹介
国連大学政策研究センター(UNU-CPR)は10月9日、ブラジル外務省のペドロ・イボ・フェラス・ダ・シルバが同国の森林減少の監視の移り変わりを語るインタビュー動画を公開した。動画では、衛星データをAIで分析して、新たに開かれた違法な道路をとらえ、アマゾンで森林減少が起きうる場所を予測する方法を取り上げている。収録の場は、国連総会の第81会期中にUNU-CPRとイェール大学環境法・政策センターが開いた円卓会議「Deploying AI for Better Sustainability Metrics and Improved Environmental Policymaking」だった。
フェラス・ダ・シルバによると、ブラジルの森林減少を抑える仕組みは、森林減少のデータを年ごとに記録することから始まった。その後、取り締まり機関が森林減少の現場に向かえるよう、ほぼリアルタイムで警報を出す方式に進んだ。いまは、新たな森林減少を先回りしてとらえる方法を使い始めた段階にあるという。
この段階では、ある機関が開発したAIのシステムが衛星データを解析し、アマゾン地域で新たに開かれた違法な道路を手がかりにする。フェラス・ダ・シルバは現地の知見として、森林の中に違法な道路が開かれると、半径5kmの範囲で森林減少が起きやすいと説明した。この知見を衛星データの解析に使い、森林減少が新たに集中しそうな場所を予測する仕組みだ。
フェラス・ダ・シルバによると、この使い方はまさに、AIを使ってこうした場所の情報を出しているブラジル・パラ州の研究機関の事例にあたる。この機関は地域に深く根ざし、州の検察や取り締まりの担当者と密接に協力している。その関係の目的は信頼づくりで、取り締まり機関が現場に出て違法な森林減少を抑えるうえで、AIのシステムが出すデータが役立つと受け止められるようにすることだという。課題をよく知る機関が現地で開発した解決策だという点が、このシステムがうまく働くうえでかなり大事な要素だとも述べた。
国連大学は、インタビューの見解は話者のもので、UNU-CPRや国連の見解を必ずしも反映しないと断っている。
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。












