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Xeal、EV充電設備の遊休容量でAI推論を行う「Laitent」を計画

米国でEV充電事業を展開するXealは2026年9月18日、EV充電設備の使われていない電力容量を使うエッジ推論の計算ネットワーク「Laitent」を発表した。1,600以上の物件に設置済みで許可も得ている200MW超の電気設備を、AIの推論処理に活用する。GPUを収めた最初の「Laitent Pod」は、提携先のJVM Realtyとともに2026年末までに稼働させる予定だ。

Xealによると、EV充電拠点は充電の最大負荷に合わせて許可を得る必要があるが、通常は許可容量の10%未満で運用されている。同社は残りの90%を計算処理に充てる。未使用の容量を使うことで、新たな計算資源を稼働させる際に最も難しい障壁となる系統連系を避けるという。

Laitent Podは駐車スペース約1台分の大きさで、NVIDIA製のGPU(HopperまたはBlackwell Ultra)を最大48基収める。冷却は自己完結型で給水設備への接続が要らず、稼働時の音は65デシベル未満。Xealの説明では、ポッドは電力供給の許認可を避け、非常用発電機やガスタービン、新たなインフラのための大規模な工事を不要にする。

XealはEV充電設備と並べて、10万基を超えるNVIDIA製GPUを設置する計画だ。当初の200MWの先を見据え、不動産とEV充電の導入先にある1GW超の既存の余力を活用する計画も示した。AIインフラのオーケストレーションでRafay Systemsと、推論処理向けの専用光回線でSpectrum Businessと提携したほか、数十の不動産・物件管理会社とも提携を結んだ。Tier 1の推論事業者1社とは、最大5MWの計算資源について提携した。

Xealによると、ポッドを都市圏に置くことで遅延は20ミリ秒未満になる。同社のニキル・バラドワジ(Nikhil Bharadwaj)共同創業者兼CEOは、新しいデータセンターの稼働を待てない利用者に向けて「Laitentは、スケジュールを数年から数か月に早められる」と述べた。

【プレスリリース】Xeal「Xeal to Launch Laitent, World’s First Edge Inference Compute Using Idle EV Charging Capacity」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。