ニュース / ESG・インパクト
投資会社Hg、50GW超の再エネ資産を監視するソフトの3Eに過半数出資へ。AI開発と米国など海外展開を支援
再生可能エネルギー資産の性能管理ソフトウェアと技術助言を手がける3Eは10月26日、ソフトウェア・サービス企業に投資するHgから過半数の出資を受けると発表した。取引は通常の完了条件を満たす必要があり、今後数か月で完了する見込みだ。
Hgは、ReNewと少数株主から株式を取得する。ReNewは2022年12月からの株主だ。3Eの創業・経営チームの一部はHgとともに株式を持ち続け、エネルギー・気候技術に投資するGalvanize Climate Solutionsも少数株主として共同出資する。取引の条件は開示していない。
3Eは25年以上前に創業し、太陽光・風力・蓄電池資産の所有者や運営者が性能と収益を把握し、性能不足を診断して対処するのを助けるソフトウェア基盤「SynaptiQ」を開発した。同社によると、SynaptiQで監視する資産は50GWを超える。金融機関や投資家向けに、発電量の評価やデューデリジェンスなどの技術助言も手がける。
発表は、太陽光・風力の設備容量が急増して系統の混雑や市場の制約が生じ、蓄電池の導入も急速に進むなかで、所有者や運営者が資産・気象・市場のデータを一元化しようとする動きが強まっていると説明する。3Eは出資を受けて、SynaptiQで資産・気象・市場のデータを統合する機能と、物理モデルとAIを組み合わせてポートフォリオの性能・収益・価値を最適化する機能の開発を速める。米国をはじめとする海外展開も進める。Hgは、3Eが製品の機能や展開先を広げるために対象を絞って進める買収を支援する。
3EのCEOは、会社を築いたチームが引き続き経営を担い、助言業務の独立性も変わらないと述べた。ReNewは今後も3Eの顧客として取引を続けるという。
【プレスリリース】Hg「3E secures majority investment from Hg to accelerate AI innovation and international expansion」
この記事を書いた人
Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














