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インドのクリーンエネルギー金融Two Point O Capital、1,000万ドルを調達。蓄電池に拡大へ

インドのエネルギー転換に特化したベンチャーキャピタルのTransition VCは11月2日、商業・産業向けのクリーンエネルギーに資金を出すTwo Point O Capitalの1,000万ドルのシリーズAを主導したと発表した。既存の出資者のOmnivoreも参加した。調達した資金は、蓄電池など新しいクリーン技術への事業拡大を支える。

Two Point O Capitalは、屋根置き太陽光、省エネ、排水処理を対象に、融資、設置から運用までの受託、設備リースを提供する。同社のサイトは、顧客の分野に工業、商業不動産、データセンターなどを挙げる。

Transition VCは、系統向けの大規模案件が報道の中心になるなか、インドのエネルギー転換は商業・産業の分野にも同じように左右されると説明する。この分野は需要が最も大きい一方で、資金が最も乏しいとの見方だ。Two Point O Capitalについては、案件の実施に伴うリスクと初期投資を引き受けるため、顧客は設備投資の負担や運用の複雑さなしに導入できるとみる。

Two Point O Capitalが紹介する事例では、ある製薬会社がヒマーチャル・プラデシュ州バッディの拠点で、初期費用なしのリースにより1.1MWの太陽光設備を導入した。事例紹介は、設備の耐用期間で2億5,000万ルピー超の節約になると示す。

発表によると、資金はクリーンエネルギーの導入を速めることや技術基盤の強化も支える。

Omnivoreは、中小企業が重要な位置を占める農産物加工、乳業、繊維などでは、エネルギー使用とプロセス排出が大きくなりうると指摘した。Omnivoreによると、こうした中小企業は設備の更新で資金や実務の壁に直面することが多く、Two Point O Capitalは融資と案件の実施を組み合わせて対応を助ける。

【発表資料】Transition VC「We’re proud to announce our lead investment in Two Point O Capital $10M Series A」
【参照サイト】Omnivore「Congratulations to Karan Bhutani, Archit Mehrotra, Manya Ranjan, Shashidhar Reddy S and the Two Point O Capital team on raising $10M in a Series A led by Transition VC」
【参照サイト】Two Point O Capital「Comprehensive offerings for a wide variety of customer segments」
【参照サイト】Two Point O Capital「Leading pharma manufacturer unlocked ₹25 Cr+ in savings and accelerated its renewable transition with zero-capex solar financing」

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この記事を書いた人

Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。