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SBI新生銀行、ホテルのSumuに社会的インパクト不動産の助言を実施。Sumuは地域活性化と防災の指標を2施設から計測へ

SBI新生銀行は11月2日、アパートメントホテルのブランド「Sumu powered by Airbnb Partners」を持つSumuに対し、社会的インパクト不動産の助言を実施したと発表した。同行によると、この分野の助言は同行で初めて。Sumuも同じ日に、この支援を受けて地域活性化と防災の2つの柱で指標をつくり、運用を始めると発表した。

社会的インパクト不動産は、不動産を中長期に適切に管理することで社会課題に取り組み、社会的インパクトを生むことと、不動産の価値を高めたり企業が持続的に成長したりすることの両立を目指すものを指す。その実践ガイダンスは国土交通省が2023年3月に公表した。

同行は、このガイダンスを参照しながら、Sumuがホテル事業で目指す社会的インパクトを明確にするのを支援した。同行は、取り組みが社会の変化につながる道筋をロジックモデルにまとめる作業と、進み具合や変化を確かめるKPIの設定を支援した。計測の結果を運営や新たな開発に生かす「インパクト測定・マネジメント(IMM)」では、考え方と実施体制の検討を支援した。

Sumuの発表によると、KPIは、継続して得られる定量指標を中心に絞り込んだ。例として、先行指標に地元商店の紹介の実施率や多言語の地域マップの完備率を、遅行指標に滞在満足度のスコアやリピート利用率を挙げる。防災の柱では、宿泊者を守る、災害時も運営を続ける、自治体や地域と組んで一時的に人を受け入れる拠点となる、の3段階で取り組むとした。

計測は、運営中のSumu Ueno Eastと10月に開業したSumu Asakusa Southから始める。Sumuは結果をインパクトレポートなどで開示する予定だ。同行は、SumuによるIMMの実践を必要に応じて支援する。

同行グループの昭和リースは、Sumuブランドのホテルを開発するファンドについて、企画やファイナンシャルアドバイザーなどを担う。昭和リースは10月30日、2028年11月に東京・上野で開業を目指す物件のSumu第5号ファンドで、ファイナンシャルアドバイザーを務め、匿名組合出資者にも加わると発表した。

【プレスリリース】SBI新生銀行「社会的インパクト不動産に関する当行初のアドバイザリー支援を実施」
【参照サイト】Sumu「「泊まる場所」を、まちの公共財に——Sumu、SBI新生銀行のアドバイザリー支援のもと、地域活性化と防災を測る社会的インパクト指標を策定し運用を開始」
【参照サイト】昭和リース「上野エリアにおけるAirbnb Partners連携ホテル”Sumu”第5号ファンドへの参画」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。