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米Emvolon、廃棄物由来のメタンからバイオメタノールをつくる自社初の商用設備に向け2,200万ドルを調達

メタンを多く含む廃ガスを液体燃料に変える技術を事業化する、マサチューセッツ工科大学発の米国のEmvolonは10月27日、2,200万ドルの資金調達を発表した。シリーズAのラウンドにはMassVentures、VX Ventures、Wagner Carbonなどが参加し、連邦と州からは助成金を得た。資金は、廃棄物由来のメタンをバイオメタノールに変えるモジュール型の化学設備について、商用規模の初号機を導入することと、組織の拡大に充てる。

同社によると、設備は内燃機関などの既製の機器を使って化学プラントを小型にしたもので、埋立地や酪農場、排水処理施設などに直接設置できる。工場で組み立てて送電網に頼らずに動く設備のため、大規模で設備投資のかさむ工業プロセスを使わずに済むと説明する。

初号機は、Montauk Renewablesと行ったパイロットの成果を土台にし、両社の合弁事業で複数の拠点に広げ、年5万トンまで拡大する計画だ。Montaukでの導入のあとは、北米のほかの廃ガスの発生地や海外の主要市場にも設備を設置していく。Freepoint Commoditiesと先に結んだ、優先購入権を定める複数年の最終契約では、最大4億5,000万ドル分のバイオメタノールと液体燃料が、Freepointの流通網で海運や航空、大型輸送などの需要に向けて販売される。

共同創業者で最高経営責任者のエマニュエル・カセリスは、今回の資金で最初の商用設備を導入して事業モデルを実証し、排出削減が難しい産業が求めるサプライチェーンづくりを始めると述べた。

取締役会には、エネルギーやガスの取引で30年を超える経験を持ち、Cheniere EnergyでLNGの商業運営を率いたエリック・ベンソードが加わる。

【プレスリリース】Emvolon「Emvolon Raises $22 million Funding Round to Launch its Modular, Waste-to-Fuel Chemical Plants」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。