ニュース / ESG・インパクト
Rezolv Energy、ルーマニアの太陽光発電事業で最大5億6,100万ユーロのグリーンローンによる借入契約を締結
ActisとMubadalaが出資するRezolv Energyは9月30日、ルーマニア西部アラド県で手がける出力1.3GWpの太陽光発電事業「Dama Solar」について、事業子会社のWest Power Investmentsを通じて最大5億6,100万ユーロのプロジェクトファイナンスの契約を結んだと発表した。14の貸し手による融資で、事業はそのまま建設の段階に移る予定だ。
融資は、InvestEUの保証を受けた欧州投資銀行(EIB)のアンカー投資を土台にする。このほかに商業銀行10行と、欧州復興開発銀行(EBRD)、国際金融公社(IFC)、黒海貿易開発銀行の開発金融機関3つが加わった。融資の裏付けには、ルーマニアの第2回の入札でDama Solarが得た差額決済契約(CfD)2件(出力のうち520MW分)と、企業との電力購入契約(PPA)がある。
融資は、2025年版の「グリーンローン原則」に基づくグリーンローンとして組成された。ムーディーズは独立したセカンドパーティ・オピニオンで、融資条件のサステナビリティ面と同原則との整合を評価し、サステナビリティ品質スコアで最も高いSQS1を付けた。
発電所は、1,000ヘクタールを超える敷地で年間約1,800GWhを発電する予定だ。商業運転の開始は2028年後半の見込みで、現在の計画では、建設の作業員はピーク時に約1,500人になる。Rezolv Energyによると、事業はIFCのパフォーマンス・スタンダード、EBRDのパフォーマンス要件、赤道原則に沿って開発され、生物多様性と社会面への配慮が開発と運営体制に組み込まれている。事業の一部として、民間主導で自然を再生する82ヘクタールの区域も設ける。
今回の融資は、融資額と貸し手の数のどちらでも同社がこれまでに結んだなかで最も大きい。Dama Solarは、ルーマニアとブルガリアの大規模な再生可能エネルギー事業からなる、同社の計2.8GWのポートフォリオの一部だ。
この記事を書いた人
Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














