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Net Zero Insights調べ、世界の気候テックのエクイティ調達は第3四半期に前期比17%増の158億ドル

気候・エネルギー市場のデータを提供するNet Zero Insightsは10月、世界の気候テックの資金調達とイグジットを四半期ごとに分析する報告書「State of Climate Tech Q3’26」を公表した。第3四半期のエクイティによる調達額は158億ドルで、第2四半期から17%増えた。資産担保型のデットがほぼ半減して31億ドルとなり、調達の総額は前期比7.6%減の196億ドルだった。

同社は、エクイティが回復し、デットが後退した四半期と位置づける。エクイティは前年同期と比べても約26%多い。案件数は減り続けており、第3四半期は686件と2021年以降で最少だった。すべての投資段階でエクイティが前期を上回り、シリーズBは36億ドルに伸びて2025年以降の落ち込みから持ち直した。同社は、投資家がリスクマネーを再び投じながらも、投資先を選別しているとみる。

同社は安定電源を、この四半期を特徴づけるテーマに挙げた。核融合と核分裂、地熱、蓄電の企業は17件で約63億ドルを調達し、その中にはCommonwealth Fusion Systems、Valar Atomics、Base Powerによる10億ドル規模の調達3件が含まれる。

イグジットは78件で、第2四半期の99件から減った。その約78%は引き続きM&Aで、IPOやSPACによる上場は限られたままだった。

集計の対象は、未上場の気候テック企業の調達のうち開示されたエクイティ、デット、助成金で、過去の値は現在の集計方法で計算し直している。報告書は同社のデータ基盤を使ってまとめたもので、約1万9,000社と約5万7,000件の案件を追っている。

【報告書】Net Zero Insights「State of Climate Tech Q3’26」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。