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カナダの先住民族Gitxaała Nationの経済開発部門、GHG算定やオフセットのCarbonzeroを買収

カナダで温室効果ガス(GHG)の算定とカーボンオフセットのソリューションを手がけるCarbonzeroは2026年10月6日、Gitxaała Nationの経済開発部門を担うGitxaała Enterprises Corporation(GECO)が同社を買収したと発表した。Carbonzeroは、ブランドやサービス、顧客との関係、進行中のプロジェクトや契約、主な担当窓口を従来どおり保ち、ブリティッシュコロンビア(BC)州の炭素価格制度の遵守市場での活動も広げる。

買収により、Carbonzeroはファースト・ネーションズ(First Nations)が100%所有するカナダの気候ソリューション企業となった。Gitxaała Nationを含むファースト・ネーションズは、カナダの憲法が先住民族として認める3つの集団の一つだ。GECOは複数の事業を所有・運営し、Gitxaała Nationとその市民の長期的な経済機会や雇用につながる投資と提携を進める。

Carbonzeroは20年以上、企業や団体の気候への影響の測定・管理・緩和を支援してきた。顧客企業は100社を超える。同社は、国際的な基準で認証され、第三者の検証を受け、広く認められた登録簿で公開されているオフセットのプロジェクトを顧客に提供し、償却も顧客に代わって行うと説明する。

発表によると、Carbonzeroは、グレート・ベア・レインフォレスト(Great Bear Rainforest)由来でGitxaała Nationが保有するカーボンクレジットを通じて、BC州の産出量ベース価格設定制度(OBPS)の遵守市場での活動を拡大する。OBPSは、州内の大規模な産業施設を対象とする義務的な炭素価格制度だ。

Carbonzeroでは、退任するダン・フレイリー(Dan Fraleigh)CEOに代わり、ここ数年コンサルタントとしてGECOと仕事をしてきたジェフ・カルバート(Jeff Calvert)がCEOに就いた。

Gitxaała Nationで選挙により選ばれた首長(Elected Chief Councillor)のリンダ・イネス(Linda Innes)は、買収が、気候や炭素に関わる取り組みでGitxaałaが「より強い発言力と役割」を持つための機会の一つになると述べた。

【プレスリリース】Carbonzero「Gitxaała Enterprises Acquires Carbonzero, Establishing 100% First Nations-Owned Climate Solutions Provider」
【参照サイト】Carbonzero「Carbon Offsets」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。