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スイスUniSieve、シリーズAで900万ドルを調達。ガス分離と炭素回収向けの膜で商用展開の拡大へ

産業用のガス分離と炭素回収に使う分子ふるい膜を開発するスイス・チューリッヒのUniSieveは10月8日、シリーズAで900万米ドルを調達したと発表した。ラウンドはSupernova Investが運用するOrano Venture Fundが主導し、Amadeus APEX Technology FundやFounderful、チューリッヒ州立銀行など新規と既存の出資者が加わった。累計の調達額は2,500万米ドルになった。

同社は、今回の資金で既存市場での技術の規模拡大とほかの産業用途への進出が可能になると説明する。技術の検証からより広い商用展開へ移る段階にあるとも位置づける。

同社によると、ハイブリッド膜はオレフィンの分離と排出源での炭素回収の2用途で、商用化の手前の段階に達した。いずれも、再現性のある製造、現場で検証した性能、導入できるシステムの裏付けがある。同社は、工業規模で安定して製造できる耐久性のあるガス分離膜をつくることが大きな課題だったとし、これを乗り越えたと説明する。再び出資したAPEX Venturesのヴォルフガング・ノイベルト ゼネラルパートナーは、UniSieveが試験導入から、有償の顧客向けのより大きなシステムへ着実に進んできたと話した。

UniSieveのサミュエル・ヘスCEOは、自社の膜によって、エネルギーを多く使う熱を用いた技術を小型で簡素な手段に置き換えられ、顧客は製品となる成分をより多く回収でき、排出を抑えながら支出を減らせると述べた。

同社は2018年に創業した。

【プレスリリース】UniSieve「UniSieve raises $9M to scale high-precision membrane solution for industrial separations」
【参照サイト】UniSieve「Making the invisible matter」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。