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東急不動産、松戸市で冷凍冷蔵倉庫を着工。冷凍機の排熱で霜を取り除く方式と自然冷媒を採用し、2028年5月竣工へ
東急不動産は10月29日、千葉県松戸市で冷凍冷蔵倉庫「LOGI’Q松戸コールドセンター」を10月22日に着工したと発表した。同社は、冷凍機の排熱で冷却器の霜を取り除く「温ブラインデフロスト」と、自然冷媒のCO2を使う冷凍機を採用する。竣工は2028年5月の予定で、同社は単独事業では初の1棟専用の冷凍冷蔵倉庫になると説明する。
この除霜の方式は、排熱でブラインという液を温めて冷却器に送り、霜を取り除く仕組みだ。同社によると、霜を除くことで冷却器の冷却効率を保てるだけでなく、ブラインを温めるエネルギーを排熱で賄うため、一般的なヒーターで温める場合より電気の使用量の削減に貢献する。発表に削減量の数値はない。1階の荷さばき場に置く予定のデシカント除湿器にも、空調機の排熱を使う。
同社によると、冷凍冷蔵倉庫は一般的なドライ倉庫に比べ電気の使用量が非常に多く、環境負荷が大きい点が課題だ。物流施設のLOGI’Qシリーズの一部を除く施設には、屋上の太陽光パネルによる再エネ電力と、100%子会社のリエネが提供する再エネ由来の電力を供給している。同社は今回の倉庫で再エネ電力を使うほか、自然冷媒と排熱の利用を取り入れ、環境に配慮した物流施設の提供を目指す。環境認証はCASBEEのA認証を予定する。内装には、既存の建物の解体の際に敷地内で伐採したケヤキ材の一部をアップサイクルして使う。
建物は鉄骨造の4階建てで、延床面積は10,451.17㎡。同社は1社専用での利用を想定する。1〜4階に冷凍冷蔵区画を置き、うち2階と3階は設定温度を−25℃から+5℃まで変えられる。同社は、都心など消費地の近くで冷凍冷蔵倉庫への需要が急速に高まっていると説明し、その背景に冷凍食品の消費拡大などの食生活の変化や、老朽化した施設の建て替え需要を挙げる。
【プレスリリース】東急不動産「東急不動産の単独事業として初の1棟専用の冷凍冷蔵倉庫 「LOGI’Q松戸コールドセンター」着工 ~排熱利用による高省エネ性と+5℃から-25℃の温度帯可変区画でニーズに柔軟対応~」
【参照サイト】東急不動産「東急不動産の単独事業として初の1棟専用の冷凍冷蔵倉庫 「LOGI’Q松戸コールドセンター」着工 〜排熱利用による高省エネ性と+5℃から−25℃の温度帯可変区画でニーズに柔軟対応〜」
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














