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クレディ・アグリコル、自然資本の新部門を設置。森林再生の新ファンドで将来的に2億ユーロの資金動員を目指す
クレディ・アグリコル(Crédit Agricole)は2026年9月28日、自然資本の保全、再生、価値向上に取り組む新部門「Crédit Agricole Capital Naturel」の発足を発表した。最初の分野は森林で、クレディ・アグリコルS.A.は自然に根ざした解決策を開発・運営するEcoTreeの過半数株式の取得に向けて独占交渉に入った。新部門は、新たに立ち上げる森林生態系の再生に特化したファンド「Amundi Arbora Nova」も活用する。同ファンドは将来的に2億ユーロの資金動員を目標とする。
ファンドは機関投資家向けで、フランスと欧州で森林の再生と再植林のプロジェクトに投資する。ファンドの取り組みは完全な追加性の原則に基づく主な2種類で、少なくとも10年間裸地だった土地に木を植える新規植林と、著しく劣化した区画に木を植え直す再植林からなる。
新部門は企業、投資家、森林所有者、自治体による自然資本のプロジェクトの立案と実行を支援する。戦略的な助言から森林再生プロジェクトの開発までを手がけ、森林資産の持続可能な管理や専用の投資商品の設計なども担う。EcoTreeは欧州で生態系の回復を手がけ、炭素の隔離、生物多様性の保全、水のろ過、持続可能な木材生産など、関連する生態系サービスの発展も促してきた。新部門は2027年から、水や生物多様性など自然資本のほかの要素にも対象を段階的に広げる。
新部門はグループの事業部門とリテール銀行の専門性を束ね、助言、融資、保険、投資、プロジェクトの組成などの解決策で欧州各地の顧客を支えることを目指す。責任者にはアムンディ(Amundi)の責任投資部門で事業開発とアドボカシーのチームを率いたティモテ・ジョラン(Timothée Jaulin)が就き、展開の管理、発展の加速、サービスの体系化を担う。
クレディ・アグリコルS.A.の副CEOで変革・人事・移行部門を統括するグレゴリー・エルフェラン(Grégory Erphelin)は、「自然資本は経済活動と地域のレジリエンスの基盤だ」と述べた。森林から始める取り組みは、移行のリーダーになるという同グループの目標に沿うとの考えも示した。
画像:Editorial credit: Kiev.Victor / Shutterstock.com
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














