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英国投資会社協会の調査、金融アドバイザーらの39%がFCAのサステナビリティ・ラベルで信頼向上と回答。6割は利用経験なし
クローズドエンド型の投資会社などを代表する英国投資会社協会(AIC)は10月19日、英国の金融行為監督機構(FCA)が導入したファンドのサステナビリティ・ラベルについて、調査結果を公表した。ファイナンシャルアドバイザーとウェルスマネージャーの39%が、ラベルでサステナビリティに関する主張への信頼が高まったと答え、前年の28%から増えた。一方、ラベルを使ったことがない人は両者の60%で、前年の68%から減った。
調査はAICが毎年委託する「ESG Attitudes Tracker」の6回目で、Research in Financeが7月8日から9月4日に実施した。個人投資家400人と、アドバイザー120人、ウェルスマネージャー80人にオンラインで聞いた。
ラベルは、FCAがグリーンウォッシュ対策と投資家の信頼の回復を目的に、2024年7月に導入した。「Sustainability Focus」など4種類があり、条件を満たすファンドに付けるかどうかは運用会社が選ぶ。
信頼が高まったとの回答は、ウェルスマネージャーで51%、アドバイザーで31%だった。両者のうち、ファンドのサステナビリティに関する主張を全般に信頼すると答えた人(5段階で4か5を選んだ人)は26%で、前年の13%から2倍になった。
アドバイザーとウェルスマネージャーでは、「Sustainability Focus」を使った人が25%で最も多く、「Sustainability Impact」が24%で続いた。ラベルを理解している自信がある人は種類によって45〜54%で、AICは理解が前年から改善したようには見えないと説明する。個人投資家では、ラベルを知らない人が38%で、投資の調査や判断に使ったことがある人は25%だった。
AICのニック・ブリットン調査部長は、ラベルで懐疑的な見方が和らぎ始めたとしたうえで、「問題が解決したと言うには早すぎる」と述べた。アドバイザーとウェルスマネージャーの92%がサステナブルなファンドを勧める一方、ラベルを使ったのは40%にとどまるとして、利用と理解には改善の余地が大きいとも指摘した。
【プレスリリース】英国投資会社協会「FCA sustainability labels boost trust, but more work to do」
【参照サイト】金融行為監督機構「Sustainable investment labels and anti-greenwashing」
画像:Editorial credit: frank333 / Shutterstock.com
この記事を書いた人
Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














