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フォンダクションとトリオドス銀行、目標3億ユーロの自然資本ファンドをCOP17で紹介。条件付きで出資を約束
カナダの労働組合系の投資ファンド、フォンダクションと、オランダのトリオドス銀行は10月25日、アルメニアのエレバンでの生物多様性条約第17回締約国会議(COP17)で、自然資本ファンド「Value Nature Fund」を紹介したと発表した。ファンドは目標規模を3億ユーロとし、欧州と北米の農地と森林に投資して、環境再生型で回復力のある手法への移行を進める計画だ。
ファンドは、フォンダクションの子会社フォンダクション・アセット・マネジメントと、トリオドス銀行の完全子会社トリオドス・インベストメント・マネジメントが共同で開発した。発表によると、フォンダクションは2,500万カナダドル、トリオドス銀行は500万ユーロの出資を、創設投資家として約束した。どちらも、ファンドが最初のクロージングに達することが条件となる。4月の発表で、両運用会社はこのファンドをクローズドエンド型の「Value Nature Fund I」として立ち上げるとし、フォンダクションを創設投資家の1つに挙げた。
発表は、持続可能な農林業への投資機会が細かく分かれ、機関投資家が大きな規模で資金を投じにくいと指摘する。ファンドは、実物資産に裏付けられた分散型の投資戦略を組み、この課題に取り組むことを目指す。4月の発表によると、ファンドはEUのサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)で第9条の商品に分類する意向だ。同じ発表は、生物多様性と生態系サービス、気候変動の緩和と適応、社会のウェルビーイングの3つの柱で測定可能なインパクトの指標を掲げ、運用者の成功報酬の一部をその達成に直接結びつけるとした。
生物多様性条約の事務局長は10月の発表に寄せたコメントで、財務リターンの見込みが明確で確信の持てるものになる方法を示すうえでファンドが役立ち、自然への投資拡大の主な障壁の1つへの対応につながることを期待した。
発表は、ファンドの持分の募集や勧誘にはあたらないと断っている。トリオドス・インベストメント・マネジメントが運用するオランダの投資ビークルについては、10か国の専門投資家の関心を探るプレマーケティングの資料だと記した。
【プレスリリース】フォンダクション「COP17 welcomes Value Nature Fund’s approach to mobilizing private capital for nature」
【参照サイト】フォンダクション・アセット・マネジメント「New Natural Capital Fund Secures CAD $25M commitment from Fondaction」
画像:Editorial credit: PHILIPPE MONTIGNY / Shutterstock.com
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














