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米パーパスエナジー、ダノンのヨーグルト工場の排水と残さをバイオガスにする施設を稼働。投資額は4,000万ドル超

食品・飲料メーカー向けに廃棄物の処理施設を手がける米国のパーパスエナジーは10月19日、オハイオ州ミンスター村で食品廃棄物と排水の前処理施設の稼働を始めたと発表した。ダノンUSAが米国に持つ最大のヨーグルト工場から配管で直接受け入れる排水と高濃度の有機性食品残さなどを、バイオガスや処理水、土壌改良材に変える。地域のほかの食品・飲料メーカーからの排水や残さも受け入れる。投資額は4,000万ドルを超え、同社にとってダノンと組む最初の事業になる。

施設は1日に最大25万ガロンを処理できる設計で、全面稼働時には年約5万MMBtuのバイオガスを生み出す見込みだ。バイオガスはダノンのミンスター工場にある専用のボイラーへ配管で送り、天然ガスの代わりに燃やす。

パーパスエナジーの試算では、全面稼働時のバイオガスで置き換える天然ガスの排出は、米環境保護庁と米エネルギー情報局の燃焼時の標準的な排出係数を使うとCO2換算で年約3,200米トンに当たる。工場から施設へ残さを配管で直接送ることで、これまでの工場の外での処理に比べ、CO2換算で年約720米トンの排出を避けられると見積もる。

処理した水は、余分な栄養分や溶解性固形物を取り除き、村の排水基準より大幅に高い水質まで処理してから下水処理施設に流す。発表によると、この事業は村の公共インフラの負担を軽くする。施設は運転の規模を引き上げている途中で、2027年春に開所の式典を予定する。

パーパスエナジーの創業者でCEOのエリック・フィッチ氏は「食品メーカーが生産の拡大か環境面の約束の達成かを迫られるべきではない」と述べた。ダノン・アメリカズのハイコ・ゲーリング最高執行責任者は、この施設をエネルギーの取り組み「Re-Fuel」の一部と位置づけている。

【プレスリリース】PurposeEnergy「PurposeEnergy Commissions $40M Ohio Facility Converting Yogurt Residuals to Renewable Energy」

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Springl編集部

サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。