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英国国家統計局、男女間賃金格差の速報値はフルタイムで6.8%。前年4月の7.2%から縮小、全従業員では12.3%
英国国家統計局は10月22日、英国の男女間賃金格差の2026年の統計を公表した。フルタイムの従業員の格差は4月時点で6.8%となり、前年4月の7.2%から縮小した。10年前は9.4%、25年前は16.4%だった。
格差は、残業代を除いた時間当たり賃金の中央値について、男女の差を男性の値に対する割合で表す。4月のフルタイムの中央値は男性が21.51ポンド、女性が20.05ポンドだった。フルタイムは、賃金の支払われる労働時間が週30時間を超える従業員を指す(教職は25時間以上)。
同局は、この数値が同じ仕事をする男女の賃金の差ではなく、技能や職業といった個人の特性も考慮していないと断っている。企業に義務づけられた賃金格差の報告の統計とも、目的やデータ、方法などが異なり、直接は比べられない。統計は、従業員の1%を抽出し、その雇用主から回答を得る年次調査に基づく。推計は標本調査に基づき、年ごとに変わる従業員の構成にも左右されるため、水準や伸びの差がすべて賃金の変化によるとは言えない。2026年の値は速報値で、確定値は2027年10月に公表する予定だ。比べた前年の値は今回の改定値だ。
パートタイムを含む全従業員でみると、格差は12.3%で、前年の13.0%から縮小した。パートタイムだけではマイナス2.1%で、女性の時給の中央値が男性を上回った。同局によると、全従業員の格差が大きいのは、パートタイムで働く女性が多く、パートタイムの時給が低いためだ。男性が就く職の83%がフルタイムなのに対し、女性は約60%だった。
フルタイムの格差は賃金の高い層ほど大きい。賃金の分布で上から1割の境目にあたる層では17.3%、下から1割の境目にあたる層では1.5%だった。年齢別では、40〜49歳が8.2%と、30〜39歳の4.1%を大きく上回った。同局は、40歳前後で格差が大きく開く主な要因として、母親になることの影響を挙げている。
【プレスリリース】英国国家統計局「Gender pay gap in the UK: 2026」
【参照サイト】英国国家統計局「Employee earnings in the UK: 2026」
画像:Editorial credit: starlings_images / Shutterstock.com
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Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














