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トリオドス銀行、7分野の最低要件を課すB Corpの新基準で再認証。監査で見つかった軽微な不適合も公表
欧州のトリオドス銀行は10月22日、非営利団体B Labが改定したB Corp認証の新しい基準で、再認証を受けたと発表した。同行によると、新基準での手続きを終えた最初の金融機関の1つで、2015年4月に取得した認証を更新した。監査で見つかった軽微な不適合の主な中身も、自ら公表した。
B Labが2025年4月に公表した新基準は、点数を積み上げる方式をやめ、気候変動対策や人権、公正な労働など7つの「インパクト・トピック」すべてで最低要件を満たすことを求める。同行の説明では、1つの分野の高い成果で別の分野の弱さを補うことはできなくなった。認証後も、3年と5年の時点で追加の要件を満たす必要がある。
B Labは再認証の結果の公表を求めていない。同行によると、独立した監査で、複数の軽微な不適合が指摘された。指摘は再認証を妨げるものではなく、基準を大きく下回ることを示すものでもない。ただし同行は原因を分析し、必要に応じて是正し、2027年の期限までに改善を実施した証拠をB Labに示す必要がある。指摘には、苦情処理の仕組みを見えやすくすることや、調達の判断で人権と環境への配慮をどう示すかの明確化、関係するサプライヤーのデューディリジェンスの手順の拡充が含まれる。
ヤッコ・ミンナール最高商務責任者は「指摘の多くは、取り組みをどう記録し、制度化し、公に示すかに関するもの」と述べ、それぞれに対応する考えを示した。新基準での審査に早い段階で臨むことを選んだとも説明した。
同行は、要件の多くは今の段階では方針や体制、目標が整っているかを見るもので、今後は約束が測れる成果につながることを認証が示す必要があるとの見方を示した。たとえば削減計画を持つことは大切だが、信頼できる認証には排出が実際に減っている証拠も要るとした。公表される点数がなくなり、監査の指摘も通常は開示されないため、関係者が企業の成果を比べにくくなる点も挙げた。そのうえで、より高い基準を支持し、B Labと建設的に関わり続けると述べた。
【プレスリリース】トリオドス銀行「Triodos Bank secures B Corp recertification under strictest standards yet」
【参照サイト】B Lab「B Lab publishes new B Corp standards, raising the bar for businesses worldwide」
【参照サイト】B Lab U.S. & Canada「FAQ」
この記事を書いた人
Springl編集部
サステナビリティ推進担当者のためのメディア Springl の編集部です。制度・開示・調達・社内浸透まで、実務の現場で起きていることを、一次情報に当たって書いています。














